ゲーム開発の備忘録

趣味のゲーム開発でのノウハウや、技術的に嵌ったポイントを忘れないように書き記しておくブログです。

libGDX等、RoboVMを利用したプロジェクトでのIPAアップロード時にITMS-90035で却下される場合の対処法

経緯

libGDXを用いて制作したアプリの更新版IPAをApplication Uploaderから、App Storeにアップロードしようとしたところ、ITMS-90035エラーによってアップロードが却下されました。
ググるといろいろ記事は出てくるのですが、なかなか解決策までたどり着けなかったので、今後のためにもメモしておきます。

対策

出力先に既存のIPAがある場合は、それを手動で削除してからIPAを生成しましょう!

何故これで上手くいくのか

RoboVMでのIPA生成処理は、出力先に既にIPAがある場合、完全なIPAの上書きではなく既存のIPAに対する部分的な情報の追記・更新になるようです。
大抵の場合は、RoboVMによる上記の処理は正常に動作するのですが、アプリの更新内容によっては、上記の処理だけでは対応しきれないようで、一からIPA生成を行わせる必要があるようです。

★参考となったGoogle Groupのやり取り https://groups.google.com/forum/#!topic/robovm/ECbuKJpNx6w

余談

同時期にiOS 11 SDK対応を要請するITMS-90725にも苦しめられました。
libGDX絡みで検索しても対処方法に関する情報は出てこないのですが、RoboVMにおける対処法として調べれば情報が出てきます。 robovm.xmlにiosSdkVersionタグを追加してiOS SDKバージョンを追記しましょう。